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「美しさ」と「優しさ」を併せ持つ

審美歯科を目指して

当院は自然な「美しさ」を求めるだけでなく、より歯にとって低侵襲で「優しい」治療が望ましいと考えています。

折角、審美的に治療しても、その代償として歯の寿命を大きく削ってしまっては「美しさ」は長持ちしません。

残念ながら審美治療によって得られた「美しさ」は、一生ものではありません。口の中に入った人工物である以上、日々使う消耗品です。いずれ必ず再治療になります

歯が既に多く削られてしまっていては、再治療で神経を抜くリスクが出てしまうかもしれません。「美しさ」を求めてしまった為に、歯を早期に失ってしまうリスクが高くなります。それは本末転倒な話です。

なので、審美歯科には歯にとって低侵襲な「優しい」治療が前提として必要なのです。

歯に低侵襲な「優しい」審美治療

歯にとって低侵襲な「優しい」審美治療とは、どんな選択肢があるのか?

①ダイレクトボンディング

理想的な歯の形態から不足している部分のみプラスチックの材料で補修する審美的な療法です。即日で審美回復できて、被せ物より切削量を大幅に少なくすることができます。

②ラミネートベニア

歯の表面をエナメル質の範囲内で少量切削する、または全く切削せずに歯の表面にセラミック製のカバーを接着させることで審美回復を図ります。被せ物より切削量を大幅に少なくすることができます。

③ホワイトニング

歯の色素沈着を薬剤によって分解し、色調を改善することで審美回復ができます。

一過性の知覚過敏が生じるリスクがありますが、歯に対する侵襲はありません。

一番気軽にできる、審美治療になります。

 

 

当院のセラミック矯正に対する考え

  • 当院では、セラミック矯正を行っていません。セラミック矯正を検討していると患者様からご相談を受けた場合は、必ず他の治療方法をご提案します。

    SNS上では、セラミック矯正のビフォーアフターで審美的な写真や動画が並べられることも多くなってきました。比較的短期で審美性を獲得できるSNS映えする治療方法で、患者様にとって魅力的に映るのも理解できます。

    しかし絶対にセラミック矯正は受けないででいただきたいです。

    セラミック矯正を勧めない理由は以下の3つです。

    1.健全歯へのダメージが大きい

    虫歯でもない健康な歯を大きく削らなければならない。削るだけでなく軸を揃えるために神経を抜く、または抜歯をするケースも多いのです!歯並びを綺麗にするための代償が多過ぎるという点です。

    2.必ず再治療になる

    そこまでして入れたセラミックも一生ものではない。人工物である以上、二次虫歯などが生じてやり直しに100%なり、再治療で残った歯が更に削られ、歯質が無くなり抜歯に近づいていきます。歯軸の方向も修正しないままブリッジで繋がってしまうため、磨きにくく虫歯になりやすいというデメリットもあります。(ブリッジの再治療は統計的に約10年に1度繰り返す可能性がある)

    3.より長持ちする治療が既に確立されている

    時間は掛かるが、歯に侵襲が少ない従来の歯科矯正という既に確立された治療法がある。など、セラミック矯正でないと解決しないという審美的問題はありません。必ず、他の解決策はあります。治療後も何十年と続く長い人生において、重要視するべきは、その治療法の予知性が高いかどうかです。

    以上の理由からセラミック矯正はお薦めしません、この記事を読んで少しでもセラミック矯正を検討する方が減ってくれたら嬉しいです。

     

    歯学博士 篠塚嘉昭
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