2023年03月17日
予防歯科は保険適用できる?料金や頻度はどのぐらい?PMTCやフッ素も歯医者が解説

こんにちは!
東京都墨田区にある、篠塚歯科医院です。
近年、お口の健康が全身の健康にも関係していることが広く周知されるようになり、治療が必要となる前に予防的な治療を行う「予防歯科」が重要視されています。
しかしながら、患者さまの中には定期的なクリーニングやフッ素塗布をしてお口の健康を保ちたいと思う一方で、「保険適用できるのか」「どのぐらいの頻度で予防歯科治療を受けられるのか」など疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から先に申し上げますと、予防歯科による治療の設備が整った「かかりつけ歯科医」である当院では、月に1回「予防歯科のPMTC」や「フッ素塗布」を保険適用で受けることが可能です。
本記事では、この予防歯科のPMTCやフッ素の保険適用について詳しく解説していきますので、予防歯科にご興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。
予防歯科のPMTCやフッ素は保険適用ができる
日本ではひと昔前まで「虫歯治療」や「歯周病改善のための、歯石除去や手術」といった「治療が必要な処置」のみに対して保険適用がされており、予防的に行う「PMTC*¹」や「フッ素」などの処置は保険適用外とされていました。
しかし、現在の日本では国が「予防歯科の重要性」を評価したことで、PMTCやフッ素などの予防的な歯科治療も「保険適用」できるようになっています。
具体的には、歯周病や虫歯などで今すぐに治療が必要な状態ではなくても、治療が必要にならないようにするための「予防的なPMTC」や「フッ素塗布」などが保険治療として受けられるようになっています。
→当院の予防歯科の詳しい内容については、こちらをご覧ください。
*¹:PMTC…歯磨きで落ちない歯の表面の汚れ「バイオフィルム」を歯科専用機器を用いてクリーニングすること
予防歯科の保険適用の料金の目安
では、この予防的に行う「PMTC」や「フッ素塗布」などの処置は、保険適用されるとどのぐらいの料金になるのでしょうか?
具体的には、歯科医院によって算定する項目が異なったり、歯の残っている本数(クリーニングを行う歯の本数)や、虫歯の状態によっても算定する点数が異なったりするため、詳しい予防歯科のPMTCの料金や、フッ素塗布の料金が知りたい場合は当院へ一度ご相談ください。
ただし、目安としてお話すると、PMTCやフッ素塗布を行った際の1日の治療費の総額は、3,000~4,000円程度(3割負担の場合)になることが多いです。
また、当院では予防歯科の一環として「唾液検査」も行っております。こちらに関しては、2,970円で検査を受けることが可能です。
予防歯科の保険適用は月1回で可能
厚生労働省から「かかりつけ歯科医(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)」に認定されている当院では、患者さまの状態にあわせて1ヶ月に1回~の頻度で予防歯科のPMTCや、フッ素塗布が保険適用で受けられます。
このかかりつけ歯科医とは、「歯を失わないために継続的にメインテナンスが行える歯科診療所」と厚生労働省に認められた場合に交付されるもので、1ヶ月に1回のPMTCやフッ素塗布ができるのはこのかかりつけ歯科医のみです。
当院は、予防歯科を行うための設備が整ったかかりつけ歯科医なので、保険適用で積極的に予防治療を受けていただくことが可能です。
まとめ
予防歯科が保険適用になった背景には、お口の健康が全身の健康やフレイル対策につながっていることがあります。
つまり、予防歯科で虫歯や歯周病を予防して歯を多く残すことは、単に自分の歯でいつまでもおいしく食事ができることだけではなく、健康寿命を延ばすことにつながるのです。
篠塚歯科医院は、「お口の健口から全身の健康」を目指す歯科医院です。お口の健康はもちろん、全身の健康のためにできることに積極的に取り組みたいという方は、予防治療の設備の整った当院へぜひご相談ください。