矯正歯科
orthodontics
美しいだけでなく長期予後のための理想的な歯並びを目指して。
当院では、患者様の「美味しく食べる」を一生涯守るかみ合わせを目指して、できるだけ非抜歯での矯正に拘った治療計画をご提案致します。
![歯 アイコン](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/section_ttl_bg--tooth.webp)
矯正治療の本当のゴールとは?
矯正相談を受けるきっかけの多くは、まず「見た目」を気にされて皆さん来院されます。
勿論「見た目」は大切です。しかしそれだけを改善する歯科矯正は50点です。
当院では審美回復は勿論ですが、長期的な機能的回復にも重点を置いています。
矯正治療の目的は大きく以下の3つで、この3つを達成できるよう矯正治療を提案します。
![ロ元の印象アップ](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/goal_01.webp)
ロ元の印象アップ
前歯の再配列により美しいスマイルラインを獲得し、第一印象が良くなります。
![虫歯・歯周病予防](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/goal_02.webp)
虫歯・歯周病予防
磨きやすい歯並びにすることで虫歯・歯周病リスクを最小限 にします。
![力学的な安定](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/goal_03.webp)
力学的な安定
理想的な咬み合わせにすることで負担を均一化し顎関節の炎症軽減にも繋がる例もあります。
![歯 アイコン](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/section_ttl_bg--tooth.webp)
非抜歯矯正に拘る理由
01
健康な歯を守るため
![健康な歯を守るため](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/commit_01.webp)
現状多くの矯正歯科では、抜歯を前提とした歯列矯正が行われています。
しかし、健康な歯を上下左右1本ずつ、計4本を抜歯してしまうのは非常に勿体ないです。(非抜歯矯正でも親知らずは抜歯する場合が多いです。)
なぜ健康な歯を抜かなければならないのか?その抜歯を回避する方法はないのか?多くの患者さんが疑問に感じているのではないでしょうか?
予防歯科の視点からも可能な限り、健康な歯を失いたくないのは患者さんも私たちも同じ気持ちです。
02
顎関節症を防ぐため
抜歯矯正は歯を失う以外に、顎の関節にも力学的な負担がかかりやすい処置になります。
将来の顎関節症の発症リスクが高くなってしまう可能性があるのです。
![顎関節症を防ぐため](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/commit_02_01.webp)
歯の役割は簡潔に説明すると、前歯のガイドと奥歯のサポートに分かれます。
咬み合わせは、奥歯が主な役割になる「カチカチ」咬む上下の運動だけでなく、前歯が主な役割になる「ギリギリ」と前後左右にも様々な方向に動きます。顎の関節を支点にして、蝶番運動と滑走運動でなされています。
この前歯の誘導路(ガイド)が顎の関節から遠くにあると、小さい力で顎の運動がスムーズにでき、顎関節の負担を減らすことができます。
抜歯矯正をした後、短い歯列弓(ショートアーチ)になった場合など、ガイドが顎の関節に近くにあるほど、力の負担が多くなり将来的に顎関節症が生じる可能性があります。
![顎関節症を防ぐため](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/commit_02_02.webp)
ドアノブに例えた時に、持ち手の端を押した方が、少ない力でスムーズに開けられるのがイメージできると思います。
逆に持ち手の付け根を押して開けようとするのは、大きな力が必要になります。
![顎関節症を防ぐため](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/commit_02_03.webp)
咬み合わせも同じです。顎関節からなるべく遠くにガイドである前歯部を設けて更にその誘導路も急すぎない噛み合わせにすることで、長期的に安定した噛み合わせを得ることができるのです。
それではなぜ、抜歯矯正が前提である矯正歯科が多いのか?
その理由は2つあります。
1. 一般的に抜歯矯正は治療期間が早く終わるため
![一般的に抜歯矯正は治療期間が早く終わるため](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/commit_02_reason_01_01.webp)
抜歯矯正は通常、前から4番目の真ん中の歯を抜歯することが多いです。
真ん中にスペースがあるので、そのスペースに向けて前歯と奥歯を少しずつ移動させてあげれば、移動量も最小限ですむため、矯正期間も早く終わりやすいです。
![一般的に抜歯矯正は治療期間が早く終わるため](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/commit_02_reason_01_02.webp)
一方、非抜歯矯正では、親知らずのスペースを主に使います。なので、全体的に後方へ移動しなくてはなりません。移動量が多くなるので、抜歯矯正より矯正期間が約1年ほど長くかかる場合が多いです。
2. 高い技術力が求められる
![一般的に抜歯矯正は治療期間が早く終わるため](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/commit_02_reason_02.webp)
非抜歯矯正の場合は、歯の移動量が多くなる為、ワイヤーでの力の掛け方も複雑になります。
ワイヤーも複雑な曲げ方が必要になる為、難易度が上がります。非抜歯矯正は一般的な抜歯矯正より高い技術力が求められます。
勿論、どんな症例でも非抜歯矯正で治療できる訳ではありません。
非抜歯矯正も限界があります、非抜歯矯正の適応外なのに、無理な治療を行ってしまうのは、結果として患者さんの長期的な利益になりません。
矯正に興味があるけど、できれば抜歯はしたくない、でも自分が非抜歯矯正の適応か分からない方、いつでも当院にご相談下さい。
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矯正について
マウスピース矯正について
![マウスピース矯正について](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/mouthpiece_01.webp)
マウスピース矯正は、解析ソフトによるシミュレーションで作られたマウスピースを1週間毎に交換することで、理想的な歯並びに導く方法です。
ワイヤー矯正との比較
マウスピース矯正のメリット
- ワイヤー矯正より痛みが生じにくい。
- 透明なので、周りの人にも気付かれにくい。
- 着脱が可能なため、歯磨きしやすい。
- 開始前に3Dシュミレーションで最終的な歯並びを確認できる。
マウスピース矯正のデメリット
- 1日20時間以上、装着しないと適切に歯が動きません。
- 実績が浅く、ワイヤー矯正より適応範囲が限定的である。
当院のマウスピース矯正は、インビザラインシステムを導入しております。
インビザラインは世界シェアNo.1の信頼があります。
数百万という症例データを解析し、進化を遂げた独自の3Dソフトウェア(クリンチェック)を持っています。非常に予知性が高く、治療計画の段階で事前に治療完了までの段階的な歯の動きや、最終的な歯並びを3Dシュミレーションで確認した上で治療をスタートできます。途中や、最終ステージ終了後も再調整が可能なフレキシブルな対応も可能なため、満足度の高い矯正治療がおこなえます。
![マウスピース矯正について](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/mouthpiece_02.webp)
部分矯正について
![部分矯正について](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/part_01.webp)
矯正治療で上下全ての歯を矯正するのではなく、前歯の軽度の出っ歯を治したり、歯並びが少しガタガタのところを治したり、など矯正治療を気になる部分のみ限局して行う矯正治療のことを言います。
特徴
- ワイヤー矯正とマウスピース矯正どちらも対応できます。
- 咬み合わせの改善はできません。
- 治療期間は3ヵ月~6ヵ月ほどです。
- 全顎矯正より痛みが生じにくい。
前歯だけでも、歯を大きく動かす場合は全顎矯正の適応になります。
自分が部分矯正の適応かどうか、気になる方はいつでもご相談下さい。
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矯正開始までの流れ
step.1
![初回相談](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/flow_01.webp)
初回相談
患者さん毎のお悩み、治療に関する疑問などを伺います。不安なことやご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。当院の治療方針、費用、患者さんに似た症例を見ていただきご説明します。
step.2
![精密検査](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/flow_02.webp)
精密検査
矯正用の顔貌写真・口腔内写真・レントゲン・模型採取など様々な資料を採得します。
step.3
![結果説明](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/flow_03.webp)
結果説明
検査の診断を元に、より具体的な治療内容、流れについてお話しします。
説明内容に納得していただければ、矯正治療を開始できます。
step.4
![治療開始](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/flow_04.webp)
治療開始
口腔内に矯正器具を装着し、矯正治療をスタートします。
矯正治療中は定期的に、器具の微調整などで通院していただきます。
![矯正開始までの流れ](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/flow.webp?2308091445)
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矯正期間と保定について
01
矯正期間
![矯正期間](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/orthodontics_01.webp)
全顎矯正では約1.5~2年、部分矯正は約半年が一般的な目安です。
▷抜歯症例を非抜歯で矯正する場合は、+1年ほど必要になります。
▷歯の動きやすさは個人差があり、治療期間が延びる可能性があります。
02
保定について
![保定について](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/orthodontics_02.webp)
保定とは?
矯正治療後、歯が元の位置に戻るのを防ぐために使う装置です。
特徴
矯正期間と同期間~2年ほどを保定期間とします。
半年間は半日の保定装置の装着が理想です。
その後は、就寝時のみ装着していれば大丈夫です。
保定期間後も歯は動くため装置は2、3日に1度装着すれば歯並びを維持できます。
03
保定装置の種類
3つの種類から患者さん毎に適切な保定装置を、ご相談の上作らせていただきます。
![保定装置の種類](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/medical/orthodontics/orthodontics_03.webp)
![歯 アイコン](/wp-content/themes/shinozuka_dental/img/section_ttl_bg--tooth.webp)
矯正治療の注意点
・虫歯・歯周病治療が完了していないと開始できません。
・装着器具に慣れるまで、口内炎や痛みが出やすくなります。
・装着した器具は、食事などによって稀に外れる場合があります。
・矯正の最終段階で咬み合わせの調整が必要にある場合があります。