電動歯ブラシのオススメは?2024年歯科医が選ぶ【最強ランキング5選】

「電動歯ブラシのおすすめはどれ?」

「電動歯ブラシはどうやって選べばいい?」

市場には多くの電動歯ブラシが販売されており、種類によって駆動方式や振動数など、特徴が異なります。そのため、どれを選べばいいかわからないという方もいるでしょう。そこで今回は、電動歯ブラシの購入を検討している人に向けて、歯科医が選ぶおすすめの電動歯ブラシを5つ紹介します。種類や選び方のポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【歯科医が解説】そもそも電動歯ブラシって効果はどうなの?

結論から言うと、正しい使い方をすれば電動歯ブラシは手用の歯ブラシよりも効果的に歯垢を除去できます。人の手では出せない高速な回転や振動で歯垢にアプローチできるため、しっかりと汚れを取り除くことが可能です。

約70もの文献をまとめた「電動歯ブラシと手用歯ブラシのプラーク除去と歯肉への炎症効果」では、電動歯ブラシと手用歯ブラシでの効果に差はない、より電動歯ブラシの方が効果的であると結論付ける文献の方が多いです。

また、電動歯ブラシは手用の歯ブラシのように手を動かす必要がなく、毛先を歯に当ててスライドさせるだけで十分に磨けるため、疲れにくく、子どもや高齢者によりオススメです。

手用の歯ブラシの場合、しっかり磨こうとすると10分以上かかりますが、電動歯ブラシは約3分と短時間で歯を磨けます

歯科医院の歯磨き指導では、電動歯ブラシの正しい磨き方についても説明してくれるので気軽に相談してみましょう。

正しい使い方を身につけることで、手用の歯ブラシには戻れないくらい歯がきれいになったと実感できます。ぜひ電動歯ブラシを取り入れて、その効果を実感してみてください。

電動歯ブラシの主な種類

電動歯ブラシには回転式、振動式、音波式、超音波式の4つの駆動方式があり、それぞれ歯垢除去率や磨き方が異なります。

回転式

回転式は、丸いブラシが左右に回転することによって汚れを効果的に落とします。振動回数は40,000回/分で、振動と回転によってしっかりと歯垢を除去できます。

歯を包み込んで磨くため、奥歯の後ろや内側、歯と歯の間など手用歯ブラシが届きにくい箇所の汚れを落としやすいのが特徴です。

しかし、ヘッドのサイズが合っていないと効果的に磨くことが難しくなるため、自分に合ったヘッドのサイズを選択する必要があります。また、音波式や超音波式よりも歯ぐきを傷つけやすいので、強く押しつけないように注意しましょう。

回転式を選ぶなら、加圧防止機能が搭載されたモデルがおすすめです。過度の圧力をかけて歯ぐきを傷つけるのを防ぐことができます。

振動式

振動式は、ヘッドが上下に振動する仕組みの電動歯ブラシです。振動回数は約3,000~9,000回/分で、振動によって歯垢を取り除くことができますが、歯垢除去率はやや低い傾向にあります。

振動式は電池で動作するものが一般的で、コンパクトで軽量なデザインのものが多いです。

持ち運びに便利なので、職場や外出先などで使用できます。

価格も手頃で、1,000円台からドラッグストアなどで手に入れることができます。気軽に試すことができるのも魅力的です。

音波式

リニア駆動により音波を発生します。音波式の振動回数は約30,000~40,000回/分です。音波の振動によって小さな泡が発生し、弾けることによって生じる衝撃波で、歯垢を除去する効果が期待できます(キャビテーション効果)。その仕組みからヘッドを水に濡らしてから使用するとより効率的です。

それにより、手用歯ブラシの半分の力で磨け、毛先が届いていなくても2~3mm部分までの歯垢も除去できます。歯と歯の間や、歯周ポケットなど浅い部分の歯垢除去も可能です。

モデルによってはホワイトニングモードやマッサージモードなど選択できるものもあります。

超音波式

超音波式は、1.6~2MHz(1秒間に160万~200万回の振動)の音波を発生させます。この音波によって、歯に付着した歯垢の元となる細菌同士の結合を破壊したり、付着力を弱めたりする効果が期待できます

振動が細かいため、毛先はほとんど振動しません。そのため、手用歯ブラシのように動かす必要があります。

やさしい磨き心地で歯と歯ぐきへの負担は少ないですが、短期間で歯垢を効率的に除去するなら音波式の方が優れています。

電動歯ブラシのオススメは?歯科医の選び方ポイント

ここでは、歯科医が勧める電動歯ブラシの選び方を5つ紹介します。

種類(駆動式)で選ぶ

まず要となるのが駆動方式です。上記でも紹介した通り電動歯ブラシには4つの駆動式があります。種類によっておすすめの人が異なるため、それぞれの特性を理解し、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

駆動方式おすすめな人
回転式1本1本丁寧に磨きたい人高い歯垢除去率を求めている人磨いている感覚を実感したい人
振動式持ち運びしたい人手軽に電動歯ブラシを使いたい人コストを抑えたい人
音波式歯磨きをアップグレードしたい人歯ブラシが苦手な人歯列矯正中の人
超音波式歯や歯ぐきが弱い人歯周ポケットが4mm以上ある人正しいブラッシングができる人

ランニングコストも重要!替えブラシの価格も要チェック

電動歯ブラシを選ぶ際は、初期コストだけでなくランニングコストも考慮することが大切です。

特に替えブラシの価格は、モデルによって1本数百円程度で購入できるものもあれば、1本1,000円するものもあり、使い続ける上で継続的な出費となります。

電動歯ブラシのヘッドは3ヶ月に1回の交換が目安と言われていますが、ブラシは雑菌の温床になりやすいため、手用の歯ブラシと同様に月1回の交換を推奨します。また、毛先が広がっていると歯垢除去率が下がり、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

購入を検討している電動歯ブラシの電源方式もチェックしておきたいポイントです。電動歯ブラシには充電式と電池式があります。電池式の場合、持ち運びに便利ですが充電式よりもランニングコストが高くなることも。

これらの点を踏まえて継続的に使用できるかどうか検討しましょう。

上級者向け!付属機能も重視しよう

電動歯ブラシには、便利な機能がいくつか備わっています。たとえば、タイマー機能や圧力センサー、Bluetoothを通じてスマートフォンと連携できるものがあります。

タイマー機能はブラッシングの時間を管理できるため、歯磨き不足を防ぐことが可能です。

圧力センサーは歯や歯ぐきに過度な力が加わっていないか教えてくれるので、適切な力で磨くことができます。

スマートフォンと連携できるものは、アプリケーションで磨き残しの部分を教えてくれます。

これらの機能はブラッシングの質を向上させるだけでなく、歯磨きをサポートしてくれます。上級者向けなので初めて電動歯ブラシを使う人は必須ではありませんが、活用することで効果的にケアができるでしょう。

【歯科医推奨】電動歯ブラシオススメ5選

ここでは、歯科医が推奨するおすすめの電動歯ブラシを5つ紹介します。ホワイトニング効果が期待できるものや女性におすすめのもの、コスパがいいものなどピックアップしました。

⓵パナソニック|ドルツEW-DP55

出典:Amazon

長年の実績と信頼性のあるパナソニックは、「ドルツ」シリーズを展開しています。

2020年に販売されたドルツEW-DP55は、横磨きにタタキ磨きを加えた「W音波振動」により、歯間と歯周ポケットの汚れを効率的に除去

電動歯ブラシには珍しい「横磨き」の振動は、歯医者で教わる磨き方が再現しやすく、日本歯科医師会の推奨商品でもあります。

このドルツにオススメの替えブラシは「極細毛ブラシ コンパクト」EW0800です。

メジャーな商品は海外製が多く、ブラシの大きさはかなり大きいものが多いです。

この替えブラシは電動歯ブラシの中ではかなり小さく、小回りが利くためお口の小さい人が多い日本人には適してします。

また他社メーカーでは1本1000円超えも多い替えブラシですが、この商品は1本500円なのでコストパフォーマンスに優れているのもオススメなポイントです!

シンプルでモダンなデザインは、どんなバスルームでもフィットします。専用ケースが付属しているので、持ち運びに便利です。女性に人気のモデルです。

参考価格(税込)本体 32,800円替えブラシ 2本1,100円~
駆動方式音波式(W音波振動)
振動数横磨き31,000回/分タタキ磨き12,000回/分
本体サイズ(約)高さ23.5×幅2.9×奥行3.5cm
本体の重さ(約)110g
電源方式充電式(1時間)
搭載モードWクリーン、ノーマル、ソフト、センシティブ、Wガムケア
タイマー機能
圧力センサー
シルバー、青、ゴールド
付属ブラシ4本極細毛ブラシ(ラージ・コンパクト)、クリーン&ホワイトブラシ、ポイント磨きブラシ
※当院調べ。2023年8月時点。

②フィリップス|ソニッケアーHX9934/59

出典:Amazon

フィリップスの電動歯ブラシは、歯科専門家の協力のもと開発された「ソニッケアー」を展開しています。強力な振動で手用の歯ブラシよりも歯垢除去率を約20倍向上させ、「音波水流」により届きにくい場所も洗浄。

ソニッケアーアプリと連動することで、歯磨きのリアルタイム追跡ができます。イージースタート機能で徐々に振動になれることができるので、初心者でも簡単に使用できるモデルです。

参考価格(税込)本体 47,523円替えブラシ 3本3,300円~
駆動方式音波式
振動数31,000回/分
本体サイズ(約)高さ25.5×幅3.1×奥行2.8cm
本体の重さ(約)140g
電源方式充電式(2時間)
搭載モード3段階の強さ設定(弱・中・強)、クリーンディープクリーンプラス、ガムヘルス、舌磨き、ホワイトプラス
タイマー機能
圧力センサー
ホワイト
付属ブラシ4本プレミアムオールインワン2本、G3 プレミアムガムケア1本、舌磨きブラシヘッド1本
※当院調べ。2023年8月時点。

③ブラウン|オーラルB iO9 iOM92B20BK-W トラベルケース無しモデル

出典:Amazon

ブラウンは、世界の歯科医が推奨する「オーラルB」を展開しています。独自の「丸型回転」技術に、ブラシ1本1本が振動する機能「遠心マイクロモーション」を搭載。手用の歯ブラシと比較すると歯垢除去率が99.7%向上します。

スマートフォンアプリと連携させることで、歯磨きをリアルタイムで追跡し、磨き残しを教えてくれます。歯科のクリーニングのような磨き上がりが自宅で可能です。

参考価格(税込)本体 38,800円替えブラシ 4本4,700円~
駆動方式回転式
振動数
本体サイズ(約)高さ18.3×幅3.0×奥行3.0cm
本体の重さ(約)132g
電源方式充電式(3時間)
搭載モード標準クリーンモード、歯ぐきケアモード、しっかりクリーンモード、舌クリーニングモード、やわらかクリーンモード、ホワイトニングモード、超やわらかモード
タイマー機能
圧力センサー
ブラックオニキス、アクアマリン
付属ブラシ2本
※当院調べ。2023年8月時点。

④オムロン|メディクリーンHT-B307-W

出典:Amazon

血圧計や体温計などで知られているオムロンは、「メディクリーン」を展開しています。コルゲート社と共同開発した「極細スパイラル毛」で歯のステインを効果的に除去。

タイマー、オートパワーオフ機能、水洗い可能な本体など、日常使いを考慮した機能が充実しています。軽量でコンパクトなデザインと手頃な価格は、初めて電動歯ブラシを使いたいという人におすすめです。

参考価格(税込)本体 9,200円替えブラシ 2本770円~
駆動方式音波式
振動数25,500回/分
本体サイズ(約)高さ19.5×幅1.88×奥行1.88cm
本体の重さ(約)46g
電源方式充電式(10時間)
搭載モードクリーンモード
タイマー機能
圧力センサー
ホワイト
付属ブラシ極細スパイラルブラシ1本
※当院調べ。2023年8月時点。

⑤‎朝日医理科|スマイルエックスAU-300D

出典:Amazon

朝日医理科株式会社は超音波歯ブラシを国内で製造、販売を行っています。「スマイルエックス」は、1秒間に160万回の振動で細菌同士の結合を破壊し、歯垢を落としやすくする効果が期待できます。

超音波用のマッサージヘッドを使用すると、歯ぐきの血流が約16%も増加することが確認されており、歯ぐきの健康をサポート。

2つのモード選択が可能で、振動が苦手な方や歯ぐきが弱い方に適しています。

参考価格(税込)本体 15,805円替えブラシ 2本1,296円~
駆動方式超音波式
振動数超音波 1.6MHz(1秒間に160万回)機械振動 16,000回/分
本体サイズ(約)高さ23×幅3×奥行4cm
本体の重さ(約)96g
電源方式充電式(30時間)
搭載モード音波+超音波、超音波のみ
タイマー機能
圧力センサー
グレー、ピンク
付属ブラシ超先細毛 1本フラット毛 1本
※当院調べ。2023年8月時点。

電動歯ブラシのよくあるQ&A

ここでは、電動歯ブラシについてよくある質問を紹介します。

Q1.電動歯ブラシは歯を傷つけますか?

正しく使用している限り、電動歯ブラシは歯を傷つけることはありません。むしろ、適切に使用することによって、手用の歯ブラシよりも歯垢や汚れを効率的に除去できます。

しかし、強く押しつけたり、古くなった歯ブラシを使い続けると汚れが落ちないどころか、歯や歯ぐきにダメージを与える可能性があります。正しい磨き方を身につけ、ブラシの交換頻度を守ることが大切です。

Q2.電動歯ブラシは回転式と振動式(音波式)どっちがいい?

回転式と振動式(音波式)どっちがいいかは、好みや磨きやすさによって異なります。

回転式のブラシは、汚れの除去効果が高いと言われています。一方、振動式(音波式)は歯と歯の間や歯ぐきのラインなど、細かいところにブラシが届きやすいです。実際に試してみて、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。

Q3.電動歯ブラシで歯磨きをするには何分必要ですか?

多くの電動歯ブラシには2分のタイマー機能が備わっており、それを基準に磨くのが一般的です。2分間しっかり磨くことで、全ての部位を均等に磨くことができます。しかし、歯垢や汚れが多い部位は、時間を調整する必要があります。

Q4.歯医者は電動歯ブラシを使わないって本当?

一概に歯医者は電動歯ブラシを使わないとは言えません。実際、多くの歯医者は電動歯ブラシの効果を認めており、自身も電動歯ブラシを愛用していたり患者さんに勧めたりしています。

まとめ

電動歯ブラシは、手用の歯ブラシと比べて歯垢除去率が高い優れた道具です。電動歯ブラシを選ぶ際は、ライフスタイルや目的、コストなどを考慮し、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。今回紹介した、歯医者おすすめの電動歯ブラシを参考にするのも良いでしょう。

電動歯ブラシを使用する際は、正しい使い方を学ぶことが大切です。電動歯ブラシを使用していても、不適切な角度や力で磨いてしまうと歯や歯ぐきに損傷を与える可能性があります。また、歯ブラシ単体でのプラーク除去効率は70%未満で、電動歯ブラシだけに頼るのではなく、フロスや歯間ブラシなどの補助的な道具を併用することも重要です。

また、どんなに優れた電動歯ブラシを使用していても、歯科医院での定期検診は欠かせません。歯や歯ぐきの健康を守るためにも、セルフケアと定期検診をしっかり行ってくことが大切です。

篠塚歯科医院では予防歯科を重視し、患者さんに合わせた丁寧なケアを提供しています。

予防歯科については、こちらをご覧下さい。

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【本所吾妻橋・浅草の歯医者】篠塚歯科医院 院長

歯学博士 篠塚嘉昭

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