歯周病予防の歯磨き粉【歯医者おすすめ6選】ランキング紹介!最強はどれ?効果を解説

歯周病の方は年齢を増すにつれて増加傾向にあり、厚生労働省の調査(平成28年歯科疾患実態調査)によると、4㎜以上の歯周ポケットがある方は45歳以上では過半数を占めています。また、歯茎から出血がある方は20歳を越えるとどの年代でも40%前後と、何かしら歯茎にトラブルを抱えている方が多いということが伺えます。

そんな国民病とも呼ばれる「歯周病」は歯を失う原因にもなるため、歯周病歯磨き粉で予防しているという方も多いのではないでしょうか?

本記事では、患者さんからも相談されることの多い「歯周病歯磨き粉のおすすめ」や、自分に合った歯磨き粉の選び方などについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

歯周病は世界一患者が多い病気である!

「全世界で最も蔓延している病気は歯周病である。 地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない。」と2001年のギネスブック記録に認定されています。新型コロナウイルス感染症に匹敵するパンデミックが今後起きても、これを上回ることはできないと言われています。

これほどまでに歯周病が世界的に広がる理由は、大きく2つあります。

①歯周病原菌を持っていない人はいない

歯周病菌は小学生でもお口の中に常在菌として皆持っています。赤ちゃんは生まれた時は無菌的な状態で生まれますが、必ずご両親から「食具の共有やキス」などの日常生活から虫歯・歯周病菌は移ってしまいます。

そして、ご両親など身近な保護者が歯周病に罹患しているとお子さんの歯周病リスクも高くなってしまいます。

②進行するまで自覚症状が生じにくい。

歯周病は年単位で長期的にゆっくりと進行する病気です。進行がゆっくりなため自覚症状も生じにくく

自覚するときは、中等度以上に進行していることが多いです。

初期の段階は、歯磨きの時に「歯茎からたまに出血するなぁ」くらいです。

そして、ある程度進行した歯周病は完治するのが難しく、一度落ち着いても数年後に再発することも珍しくありません。

なので、歯周病は誰しもなるリスクがあるため、「なってから対処する」のではなく、日頃のケアで「ならないように予防する」という視点がすごく大切なのです。

歯周病歯磨き粉とは?腫れや歯茎下がりは治る?

歯周病歯磨き粉とは、歯茎の腫れや出血を抑える成分や、歯茎の血流を促進して活性化させる成分など、歯周病に効果が期待できる成分を配合した歯磨き粉のことです。

歯周病歯磨き粉といわれると、一見歯周病が歯磨き粉で治ると思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、歯茎の炎症を抑えたり歯茎を強化したりなど歯周病を予防することはできても、歯周病を治すことはできません。また、細胞を活性化して歯周組織の回復を促す歯周病歯磨き粉もありますが、一度下がってしまった歯茎が劇的に改善するということもまずありません。

歯周病に関する詳細は、以下の画像をクリック!

そのため、歯周病歯磨き粉で歯周病を予防しながら、定期的に歯科医院で歯周病の状態もチェックしてもらうことが大切です。

【歯医者が教える】歯周病歯磨き粉の選び方

歯周病歯磨き粉にはさまざまな種類があり、配合されている成分も歯磨き粉ごとに異なります。

そのため、歯周病歯磨き粉を選ぶ際には、ご自身の歯や歯茎の状態に合った成分が入っているかどうか確認した上で選びましょう。

①高い殺菌作用成分が配合されているものを選ぶ

歯周病予防には、口内の細菌に対して高い殺菌作用のある成分が配合されている歯磨き粉がおすすめです。

殺菌成分でよく配合されてるものには、「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」や「CPC(塩化セチルビリジニウム)」があります。

なかでもIPMPは、複数の細菌が集まって構成されるネバネバした膜「バイオフィルム」への浸透性に優れており、バイオフィルム内にいる細菌まで殺菌する作用があります。また、CPCにはIPMPのようなバイオフィルム内への殺菌作用はありませんが、口内に浮遊する細菌に対しては強い殺菌作用があります。

②自分の歯茎悩みに合った成分が配合されているものを選ぶ

歯周病歯磨き粉には殺菌作用の成分以外にも、「歯茎の炎症を抑える成分」や「歯茎を活性化する成分」など、歯茎悩みに特化した成分も配合されています。

ご自身の気になる歯茎の悩みに合った成分が入っているか、確認しておきましょう。

歯茎の腫れや出血などがある|抗炎症成分(トラネキサム酸・グリチルレチン酸など)

歯茎の腫れや出血などある場合は、抗炎症作用がある「トラネキサム酸」や「グリチルレチン酸」などが配合された歯磨き粉がおすすめです。

歯磨き粉によっては「抗炎症成分」が1つの歯磨き粉に数種類配合されていることもあるため、とくに歯茎の炎症が気になるという方は、この「抗炎症成分」に注目して選ぶと良いでしょう。

歯茎下がりが気になる|歯茎活性化成分(ビタミンE)

歯周病歯磨き粉のなかには、血行を促進して歯茎を活性化する作用のある「ビタミンE」が配合されているものや、弱った歯茎を修復する「アラントイン」、歯肉にハリを与える線維芽細胞の賦活作用のある「OIM加水分解コンキオリン」などが配合された歯磨き粉もあります。

歯茎下がりが気になる方や、細菌に対して歯茎の内側から抵抗力を高めたいという方は、これらの成分を重視して歯周病歯磨き粉を選ぶのがおすすめです。

口臭が気になりはじめた|口内浮遊菌殺菌・口臭予防成分(LSS)

口臭が気になりはじめたというお悩みがある方は、口内浮遊菌を殺菌する成分や、口臭の発生を予防する成分が配合されている歯磨き粉を選びましょう。

とくに、歯周病が進行して細菌が増殖すると、多くの細菌がガスを発生させ、口臭の嫌なニオイの原因となってしまいます。

口臭を予防するための成分としては、口内に浮遊する口臭の原因菌を殺菌して口臭を予防する「CPC」「LSS」や、口臭の原因物質を吸着する「ゼオライト」、口臭の原因物質の産生を抑制する「塩化亜鉛」などがおすすめです。

③歯周病で歯茎が弱っているなら低研磨の歯磨き粉がおすすめ

すでに歯周病で歯茎に炎症がある場合、研磨剤によって歯茎を傷つけてしまう可能性があります。

そのため、歯茎に腫れや出血があるときは、研磨剤が少ない「低研磨」の歯磨き粉や、「研磨剤無配合」の歯磨き粉がおすすめです。

ただし、歯周病も気になるけど着色も気になるという方は、たまに研磨剤入りのホワイトニング歯磨き粉と併用するなどして、上手く使い分けましょう。近年では、低研磨・研磨剤無配合のホワイトニング歯磨き粉もあるので、そういった歯磨き粉を選ぶのも良いでしょう。

詳しくは、ホワイトニング歯磨き粉【歯医者おすすめ7選】ランキング紹介!選び方や効果を解説の記事も参考にしてみてください。

④虫歯予防もしたいなら高濃度フッ素配合のものを選ぶ

歯を生涯健康に保つには、歯周病だけでなく虫歯を予防することも大切です。虫歯予防には、「高濃度フッ素」配合の歯磨き粉がおすすめです。

フッ素配合の歯磨き粉については、虫歯予防の歯磨き粉【歯医者おすすめ5選】ランキングで紹介!フッ素について解説の記事でも詳しくお話しているので、気になる方はこちらも合わせてご覧ください。

歯周病予防の歯磨き粉【歯医者おすすめ6選】

では、実際に当院の歯科医師がおすすめする「歯周病歯磨き粉」を6つご紹介します。

どれもおすすめの歯周病予防歯磨き粉なので、ぜひ参考にしてみてください。

1位:アセスE

出典:Amazon

CMでもおなじみのアセスEは、天然成分でつくられた第3類医薬品の歯磨き粉です。(アセスには医薬部外品のシリーズもあります)

歯磨き粉は、3つの分類にわけられており、化粧品 < 医薬部外品 < 第3類医薬品 の順に歯磨き粉に含められる薬用成分が多くなります。当然それに伴い期待できる予防効果も高くなり、以下のように定義されています。

・医薬品…主に「治療・予防」を目的に用いられ、配合されている有効成分の効果・効能が認められているもの。

・医薬部外品…主に「防止・衛生」を目的に用いられ、一定の濃度で配合されている有効成分の効果・効能を認め、人体に対する作用がおだやかなもの。

市場の9割以上の歯磨き粉が、化粧品・医薬部外品までで「第3類医薬品」に分類される歯磨き粉はほとんどありません。

皆さんの中には、アセスをドラッグストアで薬剤師さんからおすすめされたり、「アセス使ってみたら、すごい歯周病に効果あったよ」なんて友人からもおすすめされたりした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなアセスEですが、およそ200種類の植物性生薬(ハーブ)を用いた試験を実施した上で、優れた3つの天然ハーブを厳選して配合しています。そしてトコフェロール酢酸エステル(ビタミンE酢酸エステル)が歯肉の血行を促進し、新陳代謝を高めます。

配合成分(天然ハーブ)作用
カミツレ抗炎症作用、抗ヒスタミン作用、抗菌作用など
ラタニア収れん作用、抗菌作用、防腐作用、止血作用、抗炎症作用
ミルラ収れん作用、止痛作用、消腫作用、抗菌作用、防腐作用

出典:アセス SATO HP

また、研磨剤が入っていないため、歯や歯茎を痛めずに磨くことができるとともに、洗浄効果を高める炭酸水素ナトリウム(重曹)も配合されています。さらにアセスは、歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)に対する臨床試験データをホームページで公開しているのも特徴的です。

デメリットとしては、「医薬品」に分類されているため、人によっては刺激があると感じることもあります。合わないようであれば今回ご紹介した他の歯周病歯磨き粉もぜお試しください。

また完全に歯周病特化の歯磨き粉なので、フッ素が無配合なのもマイナスポイントです。アセスを使う場合は、フッ素配合の洗口液を併用するのが良いでしょう。

主な配合成分3種の天然ハーブ(カミツレ、ラタニア、ミルラ)・炭酸水素Na(重曹)・ビタミンE
フッ素/濃度
容量160g
参考価格(税込)1,306円※Amazon アセスのストア価格

※当院調べ。2024年1月時点。

位:クリーンデンタルLトータルケア

出典:Amazon

クリーンデンタルシリーズで売上No.1の「クリーンデンタルL」は、

  • 3つの殺菌成分(IPMP・CPC・LSS)
  • 2つの消炎成分(グリチルレチン酸・アミノカプロン酸)
  • 虫歯予防成分(フッ素)
  • 歯石沈着防止成分(ゼオライト)
  • 着色除去(PEG-8)
  • 歯茎活性化成分(ビタミンE)
  • 歯茎引き締め成分(塩化ナトリウム)

など、合計10種の豊富な薬用成分を配合している歯磨き粉です。何と言ってもその配合されている成分の多さが凄い!特に、殺菌成分として、IPMPとCPCはどちらかしか入っていない歯磨き粉が多い中で、「クリーンデンタルLトータルケア」は両方配合されており高い殺菌作用が期待できます

徹底的に調査して本当に〝いいモノ〟を紹介する雑誌『LDK』でも、歯磨き粉部門で1位を獲得したこともある歯磨き粉です。

また、歯周病予防に効果が期待できる成分だけではなく、歯石沈着防止や虫歯予防、着色予防など、幅広いお口の悩みに向けた薬用成分が配合されています。また、LSSやゼオライトが配合されていることで、口臭予防の効果も期待できます。

そのため、1本の歯磨き粉で、さまざまなお口悩みの対策をまとめて行いたいという方にぴったりです。

主な配合成分塩化ナトリウム・PEG-8・ゼオライト・LSS・ε-アミノカプロン酸・ビタミンE・β-グリチルレチン酸・CPC・IPMP
フッ素/濃度フッ化ナトリウム配合/1450ppm
容量100g
メーカーHPクリーンデンタルシリーズ HP
参考価格(税込)1,323円※Amazon価格

※当院調べ。2024年1月時点。

3位:デントヘルス プレミアム処方

出典:Amzon

デントヘルス プレミアム処方は、LION史上最大濃度配合の「IPMP」「トラネキサム酸」を配合している歯磨き粉です。

「IPMP」は歯周病の原因菌を殺菌し、「トラネキサム酸」には歯茎の腫れや出血を抑制する効果が期待できます。

出典:デントヘルス薬用ハミガキSP LION HP

さらに、歯茎活性化成分「ビタミンE」が歯茎の血行を促進し、加えて「オウバクエキス」も配合されているため、歯を支える強さを維持しながら歯茎を引き締める効果も期待できます。

つまり、デントヘルス プレミアム処方は、「歯槽膿漏トータルケア」の名の通り、幅広い歯茎悩みに効果が期待できる成分が配合された、ハイスペックな歯周病予防歯磨き粉というわけです。

出典:デントヘルス薬用ハミガキSP LION HP

また、「高密着処方」の歯磨き粉でもあるので、これらの豊富な歯周病予防の薬用成分がしっかり歯茎に留まるように設計されています。

主な配合成分IPMP・LSS・トラネキサム酸・ビタミンE・オウバクエキス
フッ素/濃度モノフルオロリン酸ナトリウム配合/1450ppm
容量90g
参考価格(税込)1,518円※Amazon デントヘルスのストア価格

※当院調べ。2024年1月時点。

4位:ディープクリーン撰 濃密クリームハミガキ

出典:Amazon

ディープクリーンの中でも「」は抗炎症成分であるβ-グリチルレチン酸が通常の2倍配合されており、歯茎の腫れや出血が気になる場面でオススメの歯磨き粉です。また以下の2つの成分が配合されているのが特徴的です。

・ALCA(アラントインクロルヒドロキシアルミニウム)…歯茎の修復作用がある成分が含まれている。

・ゲルカプセル…歯磨き粉が届きにくい歯周ポケットにも薬用成分を届けるため配合されており、ゲルカプセルによる薬用成分の浸透の比較実験もKAOのホームページに公開されています。

出典:KAOホームページ

勿論、歯周病の薬用成分以外にも高濃度フッ素など歯にとって嬉しい成分が高い基準で配合されているので虫歯予防にも効果的です。研磨剤は無配合なので、歯茎下がりが気になる方にもオススメです。

主な配合成分酢酸DL-α-トコフェロール、β-グリチルレチン酸、組織修復成分(ALCA)塩化セチルピリジニウム(CPC)、茶カテキンEX配合(湿潤剤)
フッ素モノフルオロリン酸ナトリウム(1,450ppm)
容量100g
参考価格(税込)936円※Amazon価格
2024年1月時点。

5位:システマ SP-T ジェル

出典:Amazon

システマはLIONの歯周病予防ブランド(クリニカは虫歯予防ブランド)でその中でもSPTジェルは人気の高い商品です。

酢酸トコフェロール(ビタミンE)とイソプロピルメチルフェノール(IPMP)の2つの成分が、薬用歯磨き粉の承認基準最大濃度配合しているのが特徴です。

歯周病予防は勿論、幅広く有効成分が入っており虫歯予防にも効果的な歯磨き粉です。

またジェルタイプなので、低発泡で研磨剤無配合でありじっくり歯磨きしたい方にはオススメの歯磨き粉です。

しょっぱい味が多い、歯周病予防用の歯磨き粉が多い中で、爽やかなミントフレーバーで味が良いのも嬉しい点です。

  • 4つの薬用成分で歯茎を守る!
  1. 酢酸トコフェロール(ビタミンE)配合で歯肉を防御
  2. トラネキサム酸配合で歯肉の炎症、出血を抑制。
  3. β-グリチルレチン酸配合で歯肉の炎症を抑制
  4. イソプロピルメチルフェノール(IPMP)が、バイオフィルムの内部まで浸透・殺菌
  • ラウロイルサルコシンナトリウムが浮遊菌を殺菌し、口臭を予防
  • フッ化ナトリウムを最高濃度1450ppmF配合
  • 粘性の高いジェルで、歯肉や歯周ポケットに薬用成分が長くとどまる
  • 弱ってきた部位をやさしく、じっくりみがける研磨剤無配合
配合成分酢酸トコフェロール(ビタミンE)
トラネキサム酸
β-グリチルレチン酸
イソプロピルメチルフェノール(IPMP)
フッ素フッ化ナトリウム:1,450ppm
容量85g/本
メーカーHPライオン歯科材株式会社
参考価格(税込)Amazon:1,450円(メーカー希望価格)
2024年1月現在

6位:システマ ハグキプラスプレミアム ハミガキ

出典:Amazon

5位のシステマSPTジェルは歯科専売品ですが、こちらはドラックストアでも販売しています。システマの一般販売品の中でのプレミアム版歯磨き粉です。

特徴としては、虫歯・歯周病予防の成分はもちろん、口臭・ホワイトニング・知覚過敏にも有効な成分を広く浅く含んでいます。8つの機能を一つにまとめた歯磨き粉です

出典:ライオン歯科材株式会社HP

特徴① 4つの作用で歯周病を予防し、健康な歯茎を保つ

  • 歯ぐき活性化作用
    薬用成分ビタミンE(酢酸トコフェロール):歯ぐき細胞を活性化し組織を修復します。
  • コラーゲン分解抑制作用
    薬用成分トラネキサム酸:歯ぐきのコラーゲンの破壊を防ぎます。
  • 浸透殺菌作用
    薬用成分IPMP(イソプロピルメチルフェノール):歯周ポケットの歯周病プラークを殺菌します。
  • 抗炎症作用
    薬用成分トラネキサム酸:歯ぐきの腫れや出血などの炎症を抑えます。

ただしSPTジェルと違い、酢酸トコフェロール(ビタミンE)とイソプロピルメチルフェノール(IPMP)は最大濃度で入っておらず、歯周病特化としては弱いため順位を下げています。

特徴② 知覚過敏・ホワイトニング・虫歯予防・口臭予防にも効果的!

  • 硝酸カリウム:神経のイオンチャネルをブロックすることで滲みる信号を遮断し、知覚過敏の抑制に繋がります。比較的即効性のある成分です。
  • 無水ピロリン酸Na:歯の表面からステインを剥がし、歯を自然な白さにします。
  • フッ化ナトリウム:2017年の改定基準である、1450ppmの高濃度フッ素配合で虫歯予防にも高い効果があります。

歯周病予防以外にも、虫歯予防、ホワイトニングや知覚過敏抑制の効果も欲しい方に対してオススメの歯磨き粉になります。広く浅くの成分配合のため、幅広い効能がありますが、特化ではないためお悩みの部分があればそれに特化した歯磨き粉を併用するのをお勧めします。

配合成分硝酸カリウム、無水ピロリン酸Na、酢酸トコフェロール(ビタミンE)、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、トラネキサム酸
フッ素フッ化ナトリウム:1450ppm
容量95g/本
メーカーHPライオン歯科材株式会社
参考価格(税込)Amazon:1,060円
2023年5月現在

歯周病のよくある質問

歯周病で下がった歯茎は戻らない?

基本的には「元に戻りません」

なので歯周病になってから「治療する」のではなく、歯周病になる前に「予防する」のがすごく大切です。しかし、CTGなどの歯茎の移動術・移植術を外科的に行うことによって元の歯茎の位置に戻せる可能性があります。適応があるためご興味があれば担当医までご相談下さい、歯周外科についての詳細はこちらをご覧下さい。

歯周病って自然に治るの?

歯周病は自然に「治りません」

歯周病の前兆である、歯肉炎は日々の精度の高い歯磨きのみでも治る可能性があります。歯周病になってしまうと歯ブラシでは除去できない歯石と、届かない4mm以上の深い歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)が生じてしまいます。

この歯石の除去と深い歯周ポケット内の清掃は、歯医者での歯周病治療が必要になるので自身の歯磨きのみで歯周病を治すのは難しいと言えるでしょう。

歯周病の主な原因は何ですか?

歯周病は歯周病原菌による感染症です。

赤ちゃんは無菌的な状態で生まれますが、ご両親からの日常生活のスキンシップによって歯周病が必ず移ります。なので、ご両親が歯周病であれば、お子さんの歯周病リスクも高くなってしまうのです。

その他の原因となるリスクは、「喫煙、糖尿病、ストレス、咬み合わせ、不適切な口腔ケアなど」も影響を与えます。

歯周病の初期の症状や兆候って何がある?

歯周病の初期症状である3つのサインを紹介します。

①歯茎の腫れや赤み

②歯磨きでの出血

③口臭、の3つが初期症状としてよく言われています。

進行すると、歯茎の退縮、動揺、噛み合わせの変化に発展するので要注意です。

まとめ

これまで歯磨き粉はなんとなく選んでいたという方も、歯磨き粉の成分表を見て「自分の歯茎悩みに合った成分」が入っているのか、ぜひ確認してみてください。

もちろん、歯周病がすでに進行してしまっていたり、歯に歯石がべったりついていたりするようであれば、歯科医院に行って歯周病治療やクリーニングなどをしっかり受ける必要があります。

ですが、日々のお手入れもとても大切です。いつまでも健康な歯を守っていくためにも、自分に合った歯磨き粉を上手に選んで毎日の歯磨きにぜひ役立ててください。

当院では、お一人おひとりのお口の中の状態をしっかり確認することはもちろん、歯磨き等のセルフケアの仕方や、食生活・生活習慣、全身疾患などから総合的に診断し、患者様に最適な虫歯の予防法をご提案いたします。

予防歯科については、詳しくはこちらをご覧下さい。

篠塚歯科医院 歯学博士

篠塚嘉昭

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