口臭ケア歯磨き粉【歯医者のオススメ5選】ランキング紹介!歯周病と関係を解説!

ここ数年の間に、マスクは生活をするうえで欠かせないアイテムとなっています。

長引くマスク生活で、自分のお口の臭いが気になったことはありませんか?

もしかすると、知らず知らずのうちに「口臭」が強くなっているのかもしれません。

口臭はデリケートな問題なので、周囲にいる人もなかなか伝えにくい問題ですよね。

今回は、口臭の原因と口臭ケアにおすすめの歯磨き粉をご紹介します。

口臭の原因4選

口臭は、自分でも気づかないうちに周囲の人に不快感をあたえてしまっていることがあります。

原因として次の4つが考えられます。

お口の中のトラブルが原因

病的口臭の約90%は、お口の中のトラブルが原因です。

その中でも「歯周病」が原因となっているケースが多く、硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物が強いニオイの原因となっています。

硫化水素やメチルメルカプタンは、卵や玉ねぎが腐ったようなニオイと表現されることもあります。

その他、舌苔、汚れが付きやすい適合の悪い被せもの、大きな虫歯、唾液の分泌低下も口臭の原因として言われています。

全身の病気が原因

病的な口臭の残り10%は、呼吸器・消化器・のど・鼻・糖尿病・肝硬変などの全身の病気が原因となり、病気によって独特な口臭がする場合があります。

ただし、これらの疾患の症状が口臭のみであることは少なく、ほとんどの症例で他の症状と併発しているのが鑑別のポイントになります。

口臭以外の他の症状、例えば胃もたれや胸やけ、のどが渇く、体がむくむなどの症状がある場合には内臓系の病気が原因となっているかもしれません。その場合は、内科の受診をオススメします。

飲食物や嗜好品などが原因

ニラやニンニク・アルコールなどの飲食物やタバコなどの嗜好品は、口臭として強く残りやすいです。

きれいに歯磨きしても口臭の原因となることがありますが、時間の経過とともに治まります。

生理的口臭が原因

生理的口臭とは、誰にでもあるニオイのことで、身体の生理現象として誰にでも自然に生じる口臭です。実は、口臭が全くの無臭である人はいません。

口臭は通常、唾液の自浄作用によって抑えられていますが、起床後、空腹時、緊張時には唾液の分泌量が減っていますので、お口の中の細菌が増殖し口臭が強くなります。

また、ホルモンバランスの変化によるものや加齢にともなう口臭もありますが、これらは健康な人でも発生する口臭ですので、歯磨きをしたり食事をしたりすることで改善されます。

歯周病治療で口臭ケア

上記でもお伝えさせていただきましたが、口臭の主な原因は「歯周病」です。

歯周病は、国民病とも呼ばれており、40代以上で約8割の方が発症しているといわれています。

ギネスブックでも、全世界で一番罹患者が多い病気として「歯周病」は認定されています。

そして、歯周病の初期の段階では歯ぐきの赤みや腫れ、出血などの症状がみられますが、そのほとんどの患者さんに自覚症状がありません。

口臭も含めて、歯周病の症状として自覚が出てくるのは、中等度に病状が悪化し、歯茎が下がり始めて、歯を支えている骨が溶けて少し歯がグラッと揺れ出した頃が多いのです。

その歯周病の原因は、細菌の感染です。

お口の中にはたくさんの細菌が存在しています。

その細菌が集まって歯の表面に付着したものが「プラーク(歯垢)」です。

プラークは、歯周病だけでなく、むし歯や口臭の原因などにも関係しています。

うがいだけでは落とすことができませんので、毎日の丁寧なブラッシングがとても大切です。

またプラークは、歯面に残ったままにしていると歯石になります。

歯石はとても硬く、歯ブラシだけでは取り除くことができません。

歯石がついていると歯周病が進行してしまいますので、歯医者で歯周病治療やクリーニングをしてもらいましょう。

口臭ケアおすすめの歯磨き粉ランキング5

歯周病対策が口臭ケアとしての近道になるため、毎日使用する歯磨き粉も口臭ケアを意識するものであれば、歯周病予防に特化した歯磨き粉が有効です。

1位:デントヘルス 口臭ブロック

出典:Amazon

当院では、口臭ケアに「デントヘルス 口臭ブロック」を一番おすすめしています。

・5つの薬用成分が歯周病・口臭予防として効果的です。

IPMPバイオフィルム(細菌の塊)に浸透・殺菌作用があります。
LSS口内の浮遊菌へ殺菌作用があり、口臭予防として効果があります。
TXA歯肉の炎症・出血を抑える効果があります。
USP口臭原因物質を吸着させる効果があります。
VitE歯肉の血流改善・細胞活性化を促進させる効果があります。

IPMP(イソプロピルメチルフェノール)

この成分は、歯周ポケット内のバイオフィルムにも浸透し、殺菌作用があり歯周病予防に効果があります。

バイオフィルムとは、プラークがお口の中に長時間とどまって膜のようになったものを指します。

まるで、排水溝のぬめりのようにネバネバとしており、歯に強固に付着しているため、簡単には除去することができません。

LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)

口内の浮遊菌を殺菌する効果があり、口臭原因となる菌を減らすため口臭ケアとして効果があります。

殺菌作用が高いだけでなく、気泡性も高いため泡立ちが良くなり、口内を清潔に保ちやすくなる成分です。

TXA(トラネキサム酸)

歯肉の炎症・出血を抑える作用があり、歯肉のコラーゲンが壊れるのを防ぐことで歯周病予防としての効果があります。デントヘルス 口臭ブロックには歯磨き粉に含められる最大濃度のトラネキサム酸が含まれています。

USP(グルコン酸銅)

腐卵臭のする硫化水素やメチルメルカプタン、アンモニアなどの口臭の原因物質を吸着し、製品名通りに口臭ブロックとして効果があります。元々は消臭剤などにも応用されている成分です。

VitE(ビタミンE)

酢酸トコフェロールとも呼ばれ、歯肉の細胞を活性化し、組織の修復を促進します。歯周病の改善が期待できる成分です。

この5つの成分により口臭の大きな原因となる歯周病を予防することができます。

この歯磨き粉は、高濃度フッ素(1,450ppm)も含まれているため歯の再石灰化を促進し、むし歯の発生や進行も予防してくれます。

しかし、歯ブラシだけでは細かい部分に付着した汚れを落とすのが難しいため、フロスやタフトブラシの併用や、歯科医院で専門的な器具を使って定期的にクリーニングをしてもらいましょう。

2位:Systema Dentalpaste α(システマ デンタルペースト アルファ)

出典:Amazon

Systema Dentalpaste αは、

  • IPMP…バイオフィルム(細菌の塊)の内部に浸透、殺菌
  • トラネキサム酸…歯肉の炎症や出血を抑える
  • LSS…浮遊菌を殺菌して口臭を防ぐ

3つの薬用成分により、口臭や歯周病を予防する歯磨き粉です。

また、「PEG(ポリエチレングリコール)4000」も配合されており、「IPMP」の浸透を促進する作用もあります。

さらに、これら以外にもフッ素が配合されていることや、低研磨・低発泡・低香味で泡立ちにくく歯を傷つけにくい歯磨きペーストのため、時間をかけてブラッシングする際にも向いています。

主な配合成分IPMP・PEG4000・LSS・トラネキサム酸
フッ素/濃度フッ化ナトリウム配合950ppm
容量90g
参考価格メーカー希望患者様向け価格:500円出典:Amazon
メーカーサイトライオン歯科材株式会社HP

※当院調べ。2023年1月時点。

3位:クリーンデンタルM 口臭ケア

出典:Amazon

クリーンデンタルMは、歯周病や口臭予防の効果が期待できる、10種類の薬用成分が配合されている歯磨き粉です。

主な成分としては、「細菌を殺菌する薬用成分」が3種類、「歯肉の炎症を抑える薬用成分」が2種類配合されており、そこにニオイを吸着する成分やフッ素など、豊富な薬用成分が含まれています。

さらに、歯肉の細胞を活性化させて、歯周病の改善が期待できるビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)も配合されています。

主な配合成分IPMP・CPC・LSS・β-グリチルレチン酸・ε-アミノカプロン酸・ゼオライト・ビタミンE・PEG-8・塩化ナトリウム
フッ素/濃度フッ化ナトリウム配合1400ppm
容量100g
参考価格1,201円出典:Amazon
メーカー
サイト
第一三共ヘルスケア株式会社HP

※当院調べ。2023年1月時点。

4位:ブレステック

出典:Amazon

ブレステックは、全国で200を越える歯科医院で歯のホワイトニングサービスを展開している「ホワイトエッセンス」が開発した、口臭対策向けの歯磨き粉です。

細菌殺菌に効果がある「IPMP・CPC」などの薬用成分配合で、口臭の原因からしっかり対策ができます。

さらに、ステイン除去に期待ができる「ポリビニルピロリドン(PVP)」や「ポリリン酸ナトリウム」も配合されています。

主な配合成分IPMP・CPC・LSS・β-グリチルレチン酸・PVP・ポリリン酸ナトリウム
フッ素/濃度フッ化ナトリウム配合濃度記載なし
容量50g
参考価格2,400円出典:Amazon
メーカーサイトホワイトエッセンスHP

※当院調べ。2023年1月時点。

5位:オーラパール プラス

出典:Amazon

オーラパールは、10種類の豊富な薬用成分を惜しみなく配合している歯磨き粉で、「口臭予防」だけに限らず、以下のような幅広いお口の健康を目指せます。

  • 「健康な歯肉」…IPMP、トラネキサム酸など
  • 「爽快な息」…ゼオライト等
  • 「白く輝く歯」…ハイドロキシアパタイト等
  • 「知覚過敏予防」…硝酸カリウム等

そのため、口臭予防と歯のステインや知覚過敏対策など、他のお口の悩みの対策も同時にしていきたいという方などにぴったりです。

主な配合成分IPMP・CPC・グリチルレチン酸・ゼオライト・トラネキサム酸・薬用ハイドロキシアパタイト・硝酸カリウム・PEG400
フッ素/濃度
容量60g
参考価格3,680円出典:Amazon
メーカー
サイト
全薬ヘルスビューティ・ショップ

※当院調べ。2023年1月時点。

口臭ケアブランドの実態について

出典:LIONホームページより

1位のデントヘルスはLIONの「歯周病ブランドの製品」となります。デントヘルスは中等度以上の歯周病の一般的な罹患年齢(50代以降)に合わせた分かりやすいパッケージで、歯槽膿漏という言い回しは、口臭ケアに対して意識の高い20.30代の女性に対して刺さる製品ではありませんでした。

そして実は、口臭ケアブランドとして有名な「NONIO」も同じLIONの製品です

口臭の原因としては、歯周病菌が大きな割合を占めるので歯肉炎・歯周病対策が口臭ケアとしては有効です。口臭ケアに興味はあるけど、歯周病用の歯磨き粉を購入しにくいというターゲット層のニーズを拾うためにできたブランドが「NONIO」です。

若者に受けやすいパッケージとフレーバーもすっきりとしたものをラインナップし、CMには当時大人気であったローラを起用することで大ヒット商品になりました!

ただ味以外、成分を比較してもNONIOの方が口臭予防として優れている!という感じは正直しません。(※一歯医者個人の感想です。)

むしろ、歯肉炎・歯周病対策としての成分はデントヘルスの方がかなり優れています。

ただ歯周病対策の歯磨き粉ってしょっぱいの多いので、若者に受けない味なのは正直なところ。

歯磨き粉は毎日使用するものなので、使用感が自分に合ったものを選んでいただきたいですが、成分としては「デントヘルス 口臭ブロック」も全然負けていないですよ!ってことが伝えたかったです。

イメージって大切ですよね!

まとめ

口臭の原因は様々ですが、なかでも歯周病が主な原因となっています。

歯周病の原因となるプラークを除去するためには、毎日の丁寧なブラッシングが大切です。

「デントヘルス 口臭ブロック」は、5つの薬用成分が歯周病を予防してくれます。

歯周病や口臭が気になる方の毎日のセルフケアにおすすめの歯磨き粉です。

しかし、歯ブラシだけでは細かい部分の汚れは落としきれません。そして歯周病は自分の歯磨きだけで治癒することはほぼありません。

口臭が気になる場合は、まず自分が歯周病ではないか歯医者で確認し、歯肉炎・歯周病と診断された場合は、治療を受けましょう。

また定期的に歯医者で歯のクリーニングをしてもらうこともおすすめします。

篠塚歯科医院では、全診療室を個室にしておりますので、周囲を気にせずお悩みをご相談可能です、口臭について気になっている方は是非一度ご連絡下さい。

浅草・本所吾妻橋の歯医者 篠塚歯科医院

歯学博士 篠塚嘉昭

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